13.10.10
適期収穫と収穫後の管理 [果樹]
10月は中生種りんごの主力品種「シナノスイート」、そして月末には晩生種りんごの「ふじ」が収穫を迎え、なし・ぶどうは収穫終盤となります。品質を重視し適期収穫に努めて下さい。 収穫が終了した品目(品種)については、来年に向けての礼肥や病害虫防除を実施しましょう。
今月の主な作業
◎りんご
中生種りんごの「シナノスイート」「シナノゴールド」等の収穫期となります。適期収穫に努めて下さい。
晩生種りんごの「ふじ」では着色管理の追い込みの時期となります。支柱立てや枝の吊り上げを見直し、葉摘み玉回しを行い収穫に備えて下さい。
今月末には「ふじ」の収穫目揃会が各地域で開催されますので参加下さい。
◎なし
収穫終盤となります。品質低下に注意し適期収穫に努めて下さい。
西洋なしのラ・フランスが収穫期となります。硬度やデンプン反応を確認して、適期収穫に心掛けましょう。
◎ぶどう
収穫終盤となります。品質低下にならないよう適期収穫に努めて下さい。
また来年に備え、収穫終了後にはICボルドー66Dの50倍液を散布して下さい。
◎その他
かりん、キウイフルーツの収穫期となります。キウイフルーツは今月末から来月初旬にかけて収穫期となります。収穫の前には必ず防除日誌の確認を受けてから収穫をして下さい。
収穫終了後に防除を行う品目については、隣接する圃場に収穫物がないか必ず確認をして防除を実施して下さい。
(三郷地域営農センター 降幡英樹)