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営農情報

13.01.15

春一番の品目はレタス類です そ菜

  初めての方でも取り組みやすい品目です。
 年末からハウス作型の播種が始まり、露地作型では、今月が播種となります。 
 春レタス類については、結球タイプ(玉レタス)、非結球タイプ(サニーレタス、グリーンリーフ)の3種類の品目があり、どの品目でも出荷が出来ます。

【は種】
・播種時期は露地栽培で1月上〜中旬です。
・10a当たり20mlの種子を苗箱8〜10枚に播種します。
・培土は太平園芸培土等でスジ蒔きにします。この際、覆土は薄目にして、覆土後にたっぷりと水をかけます。その上に新聞紙で被覆をしてから水をかけ、20℃で保温すると7日位で発芽します。発芽したら新聞紙を取ります。

【仮植】
・仮植時期は本葉1.5〜2葉期位が目安です。
・仮植は、5×5の連結ポット又は、72穴のペーパーポットに培土を平均的に詰め、ポットの中心に浅植えします。仮植後は潅水を行います。
・10a当たり6,500本位の本数を確保しましょう。
・水分は、やや乾燥気味として、乾いたら潅水して下さい。(朝潅水して、夕方乾く程度)
・定植の1週間前から硬化を始め、十分に外気に慣らし、本葉が5〜6枚になったら定植となります。

【育苗管理】
・管理の際の注意点としては、日中は20℃位に保ち高温にならないよう注意して下さい。
・水分は、やや乾燥気味として、乾いたら潅水して下さい。(朝潅水して、夕方乾く程度)
・定植の1週間前から硬化を始め、十分に外気に慣らし、本葉が5〜6枚になったら定植となります。

【後作】
・春レタスの後作に、スイートコーンの作付けをお勧めします。レタスで使用したマルチをそのまま使用でき、省力的です。


『土壌分析診断のご案内』

・多くの農産物の栽培が終了し、次年度の栽培に向けて圃場の土壌分析診断行いましょう。
・安定した品質の農産物を栽培していくためには、土壌の状態を知り、その状態に合った施肥を行うことが重要となります。
・そこで、JAでは精度が高く効率的で低価格な土壌分析診断を行っています。
・良好な状態を維持していくためにも1回のみの実施ではなく、定期的に実施していくことをお勧めします。
・土壌分析診断につきましては、年中通して診断が可能です。

 詳しくは各地域営農センターまでお問い合わせ下さい。

                                                                                                                                   (三郷地域営農センター 下田裕貴)

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