ホーム > 営農情報 > 品質向上を目指す冬期の栽培管理について

営農情報

13.01.15

品質向上を目指す冬期の栽培管理について きのこ

えのきたけG6号について

 従来のえのきたけ品種は、外気温度の低下するこの時期は大変作りやすい時期でもありました。しかし、G6号は栽培特性の違いから、この時期は作りにくい時期であり注意が必要です。
〈初期抑制管理〉
 芽だしからの移動のタイミングと初期抑制の良否が収量、品質に多大な影響を与えます。
 外気温が氷点下になることで、芽出し、生育共に室温が低下し、実効湿度も低下してしまいます。夏場と同様の風を当てる管理では、キノコが乾いてしまい生育が遅れてしまいます。最適な抑制を行う為にはキノコを良く観察し、傘が乾きすぎないように湿度、風、光のバランスを見極めて調整する事が重要です。
〈生育の換気管理〉
 室温の低下を嫌うあまり換気量を減らす事が多いですが、夜間から早朝にかけての換気を減らしても、その分を日中のドア換気で補うようにして下さい。特に芽だし室の換気を減らすと、菌床面に気中菌糸が発生し易く、ワタカビ病の発生要因となりやすいので注意して下さい。

やまびこしめじNN―12について

〈培養管理〉
 培養室のCO2濃度をピーク時で5、000ppm以下、平均でも3、000ppm以下を目標に換気設定をして下さい。
 培養室内温度は20℃前後を目安としますが、接種後25〜30日位の菌まわり直前のビン肩で最高24℃程度を目標とします。クーラーの稼働が減るこの時期はビン内温度が高くなりやすい時期です。培養基間の送風を十分に行い、ビン内の熱を逃がす事が重要です。
〈生育管理〉
 クーラーの稼働が減ることで風による抑制が効かずに徒長しやすくなります。収穫時に傘と傘の間に隙間が出来てしまう場合は、攪拌扇の稼働を増やしたり、光照射の時期を早めるなどの対策をして下さい。この時に傘の紋が細かく、白灰褐色になるのは乾きが原因です。加湿器のセンサーの状態や設定を確認して下さい。

                                                                                                                                    (中信種菌連 立川業務課長)

営農情報

最近のエントリー
昨年の問題点を踏まえ、剪定作業を行いましょう
水稲直播栽培に取り組みましょう
春一番の品目はレタス類です
品質向上を目指す冬期の栽培管理について
1年間の反省と次年度への準備を!
カテゴリ別に見る
水稲
果樹
そ菜
きのこ
畜産
花き
産直
月別に見る
RSSを取得
ブログのRSSフィードを取得

pagetop