12.12.04
[水稲]
JAあづみでは、平成14年度より独自のブランド米として「特別栽培米ヌカッ子」に取り組んでいます。
この特別栽培米『ヌカッ子』は国の特別栽培農産物のガイドラインに沿った栽培方法です。
◎栽培の特徴
1、化学肥料、化学合成農薬を地域慣行の基準より50%以上削減した栽培方法で、環境にやさしく、食味の向上を目指しています。
2、肥料は無洗米の製造工程で出る『肌ヌカ』を原料に菜種粕・大豆粕の植物系有機を使用して作った「米の精7号」を使います。
「米の精7号」は土壌中の有効微生物 を増やし地力を高め自然の力でお米を作 ります。
3、農薬使用回数では6成分以下での取り組みとなっており、長野県の慣行栽培農薬数12成分、全国平均17成分ですから、農薬の使用回数は非常に少なく、水田から出た副産物を水田に返す循環型農業です。
◎特別栽培米「ヌカッ子」施肥防除基準
【施肥基準】
・土作り資材
あづみオリジナル資材
『土想神』100kg(5袋)
・基肥
『米の精7号』 標準施肥量 120kg
・穂肥
基本的には不要ですが、栽培はじめの2年程度は、地力に応じて窒素成分で3kgを上限に実施します。
『NKC―201』15kg以内
【防除基準】
決められた薬剤と回数しか使用出来ない栽培方法です。
栽培希望の方はお気軽に各地域営農センター担当者にお問い合わせ下さい。
(梓川地域営農センター 西村主任)