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12.09.15

えのきたけの品質向上について きのこ

 農工研G6号への品種切り替え後、最も品質維持が難しいと思われた夏を乗り切る事が出来ました。今後は外気温度の低下に従い、栽培管理も楽な方向へ向かいます。
 しかし、残暑による気温の日較差や、周期的な温度変化が大きなこれからの時期は安定した品質での生産が難しくなる時期でもあります。これから栽培を始める季節栽培の方にとってもデリケートな管理が必要となります。

 

1、湿度の維持と加湿器のメンテナンス
 農工研G6号は生育全般にわたり高めの湿度を維持することが必要です。加湿器のセンサー部分のメンテナンスをしっかりと行い、場合によってはセンサーの移動や栽培室の床への散水なども必要になります。
 特に紙巻き以前の子実体は乾きに弱く、強いクーラー風により簡単に乾いてしまいます。いったん乾いた子実体は成長が止まる事はありませんが、成長が阻害され傘形成不良や水切れの悪い水浸状の傘になりやすく、品質低下の要因となります。寒冷紗などを用いて風の影響を軽減できるような工夫が大切です。

2.換気管理
 クーラーの稼働を少なくするために換気を控える傾向にありますが、生育全般で炭酸ガス濃度を1500ppm以下になるよう十分な換気管理を行いましょう。
ぶなしめじの品質向上についてNN-12はがつてないほどの収量、品質、作りやすさのバランスのとれた品種です。しかし品種切り替え後、年数の経過に従い農家個々の品質格差が出てきているのが現状です。特に今夏は、品質劣化の問題が多数発生致しました。高い気温や流通過程での滞荷、温度管理の不備等の原因もありますが、出荷時点での品質が悪くなっている事も事実であります。再度、基本に立ち返って各生産工程を見直し、品質第一主義に基づく栽培管理の徹底をお願い致します。
 新たなブランドイメージの創出にむけて今夏より新たなキャッチフレーズ「信州のチカラ」としてパッケージを一新しで販売に取り組んでいます。 「新鮮で安心なきのこ」として消費者に受け入れられる為に、更なる品質向上、異物混入対策などの努力が求められています。
                                                                    (中信種菌連 業務課長 立川)

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