12.08.13
[水稲]
○今後の水管理
胴割れ米対策・白未熟粒対策として出穂後3週間は水を切らない(常時湛水)管理とし、出穂3週間以降は間断灌水(水が無くなったら水を入れる)をお願いします。
刈り取り前に好天や高温が続く時は、なるべく遅くまで走り水管理を行いましょう。
○穂いもち病
葉いもちの発生しているほ場や昨年発生したほ場では穂いもち防除を徹底して下さい。また8月後半の雨でいもち病の多発する場合があるので、液剤や粉剤の散布が出来ない方は、オリブライト剤など残効の長い剤をお使い下さい。
○カメムシ防除
カメムシは出穂前は畦畔雑草等にいて、稲の出穂と同時に水田内に侵入し、穂について籾の柔らかい時期に吸汁します。等級落ちの原因となりますので注意しましょう。
※防除時期
早生種(もちひかり・あきたこち・美山錦)
早生品種は2回の防除を実施しましょう。
薬剤・防除時期については各地区営農センターまでお問い合わせ下さい。
※粒剤・豆つぶ剤によるカメムシ防除
次のいずれかの剤にて防除をお願いします。
○使用時期【出穂7〜10日後】
スタークル豆つぶ 又は スタークル粒剤
○農薬使用上の注意事項
使用前にはラベルを良く読み、収穫前日数を確認して使用しましょう。
○栽培日誌(2枚目)の提出について
栽培日誌(青色)提出日は8月30日です。必ず期日までに提出して下さい。またJAに出荷予約が無い方でも、施設(ライスセンター・カントリ―エレベーター)を利用する方は必ず提出をお願いします。
栽培日誌の提出が無いとお米の出荷が出来ません。ご理解とご協力をお願いします。
(梓川地域営農センター 西村主任)