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営農情報

12.02.13

剪定と誘引作業による高品質生産への土台作りを 果樹

 2月に入り、剪定作業もピークを迎えているかと思います。1月に引き続き寒い中での作業でありますが、本年の果樹生産の基盤になる大切な作業なので、春先に向けて計画的に作業を進めて下さい。
 今月の主な作業
○整枝・剪定作業
 先月に引き続き、今月も剪定作業が主となってきます。剪定作業を進めるにあたっては、次の3点を常に意識して下さい。
・どの枝にも日光が当たること
・管理作業を行いやすくすること
・どの枝にも防除薬剤がかかること
日当たりが悪いと花芽の充実や果実肥大が良くならず、着色不良や病害虫の発生を招くので注意して下さい。
○誘引作業
 樹形を整えることにより、生産力や商品性の向上と花芽の確保、樹勢の維持に繋がりますので、剪定作業を行うのと同時に誘引作業も実施して下さい。
○その他の管理
 剪定後、腐乱病等の病原菌感染防止や凍害防止のために塗布剤で切り口を保護して下さい。
 各品目・品種の特徴や昨年の枝の伸び具合、花芽の状況などをよく観察した上で、剪定・誘引作業を行って下さい。
 今後の管理等詳しくは、各地域営農センター果樹指導員にご相談下さい。

(果実課 田中)

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