10.10.09
適期収獲とふじの着色管理 [果樹]
リンゴの中・晩生種と、梨やブドウの」部を残してほとんどの果実類は収穫が終了しました。今後は、来年の良品生産を目指し充実した花芽を作る時期となります。礼肥や病害虫防除を実施し、今ある葉が十分に活動出来るように努めましょう。
●りんご
中生種の収穫期です。早生の品種と異なり、中生種以降の品種は品質がより重要となります。未熟や過熟にならないように、適期収穫を心掛けて下さい。晩生種のサンふじは、着色管理の追い込み時期となります。過度の葉摘みは品質低下の原因となりますので、果そう葉とその周りの葉を摘み取る程度として下さい。加えて徒長枝切り、枝吊り、玉回し等の作業を実施し品質向上に努めましょう。
●なし
西洋梨の」ラ・フランスやル・レクチエの収穫期となります。硬度やでんぷん反応を確認し、適期収穫を心掛けて下さい。
●ぶどう
大粒種の収穫が終了したら、べと病やさび病の防除を防除暦に従い実施して下さい。
●その他の品目
力リン、キウイフルーツの収穫期となり ます。カリンは果実が黄色化し香Dが出だした頃、キウイフルーツは今月末がら来月初旬が収穫期となります。
●その他の管理
防除を行う場合は風の無い日を選び、他の作物に飛散させないように、注意して散布して下さい。残農薬は河川等へ流さないようにお願い致します。防除後には必ず、防除日誌または野帳に記録を残すようにして下さい。
今後の管理等詳しくは、各地域営農センター果樹指導員にご相談下さい。
梓川地域営農センター 宮腰指導員)